頑張ってるけど評価が上がらない。同期の頭の切れるヤツには敵わない

口下手で上司にウケが悪く人事評価も上がらない。自分なりには頑張っているつもりだが、何かいい方法はないものか?

 

様々な企業で部下の人事考課を経験し、1,000人以上のエンジニアの育成に関わってきたから上辺でなく中身を鍛える方法を知っています。

 

本記事の内容

  • ロジカルシンキングとは?
  • ものごとの本質に迫る2つの会話術
  • ロジカルシンキングのトレーニング方法

 

ロジカルシンキングとは?

 

ロジカルシンキングというのはどういうことでしょうか?

日本語にするとロジカル=論理的、シンキング=思考ということになりますね。

論理的な思考ということで、

  • モノゴトを体系的に捉えること
  • 矛盾がないように考えること
  • 指示道が通って誰もが納得するように考えること

ということだと言えると思います。

 

ロジカルシンキングという言葉が使われるようになったのは、照屋華子・岡田恵子著「ロジカルシンキング」という本がきっかけだと言われています。

この本の中で、MECE(ミーシー;Mutually Exclusive & Collectively Exhaustive)という論理思考において重要な概念が紹介されています。

MECEは、「漏れなく、ダブりなく」ということが基本になる考え方で、モノゴトを分析、分解するときに、漏れやダブりのないように思考していくという考え方になります。

また、本では、ロジカルコミュニケーションということも紹介されていて、「So what? つまり何。。。?」「Why so? それはなぜ・・・?」という問いかけによってモノゴトの本質を外さないようにする考え方です。

 

ロジカルシンキングによるメリット

ロジカルシンキング、つまり論理的思考力を強化することで

  • 分析力向上
  • コミュニケーション力向上
  • 問題の本質に迫る力(問題解決能力)
  • ファシリテーション力

などが期待できます。

これらの力によって、会社内の生産性向上に大いに貢献でき、仕事上の成果が上がると同時に能力のレベルアップも理解されるはずです。

 

分析力向上

MECEの概念を習得すると、モノゴトの分析で漏れやダブりのない分析に近づけることが出来ます。

得られた事実から、因果関係をたどって適切な判断に結びつけることができます。

 

コミュニケーション力向上

コミュニケーションで最も重要なことは、会話の中で相手の言いたいことを瞬時に正確に理解する能力です。

相手の考えと自分やその他の人の考え方のズレを正確に把握し、ズレを修正することでコミュニケーションを意味のあるものにできます。

 

問題の本質に迫る力(問題解決力)

客観的、冷静、そしてシンプルにモノゴトを捉えることで、複雑に絡み合った事情、言い訳、思い込みを取り除きながら本質に迫っていくことができます。

特に、個人個人が持っている思い込み、組織として抱えている思い込みに切り込むことで、問題解決を早めることができます。

 

ファシリテーション力

あらぬ方向にズレて行きがちな議論で、参加者の意見や考え方、それぞれの差異と、進むべき議論の方法を常に把握するのがロジカルシンキングです。

議論をリードし、無駄な時間を排除するファシリテーション力は、組織の生産性向上に直結します。

 

ものごとの本質に迫る2つの会話術

 

議論の中で本質に迫るのを妨げるのは、”思い込み”と”認識のズレ”です。

納得しているフリやわかっているつもり、自分の中の常識が上辺だけの議論で終わらせてしまします。

また、相互の考えにズレがあってもそれを放置してしまうことで、議論が本質に到達しないまま宙に浮いた状態になってしまうことがあります。

これらを防いで、生産的な議論をするときに2つのキーワードがあります。

So What? つまり何ですか?

Why so? それはなぜですか?

という言葉です。

 

So Wha?は、できれば、「つまり何ですか?」よりも「つまりこういうことを言いたいのですか?」とこちらが受け取った内容を言い換えて確認する方法が私はおすすめです。

これをやるためには、

  • 相手の言い分を間違いなく理解しようとする想い
  • 相手の言いたいことを簡潔に言い換える能力

の2つが必要です。

この言葉によって、相手は自分の発言の内容をさらに深く理解することにも繋がります。

テレビで討論番組などで、優秀な司会者はこの言葉を頻繁に使っています。

 

Why so?は、良く言われる”なぜなぜ”思考ですね。

それはなぜですか?を繰り返し聞いて見てください。

人によっては、イライラしてきて機嫌が悪くなるかもしれません。

5歳児に「なんで?」。。。「なんで?」を連発された経験は誰でもありますよね。

ちょっとイラっとしたりますが、最後には、自分も良くわかっていないのだと気づかされたりもします。

わかったふり、悪意はないのですが、そんなことどうでもいいのにということに本質が隠れていたりします。

他人に対して「それはなぜですか?」も良いのですが、自分自身に向かって「それはなぜ?」を繰り返せるようになると、ロジカルシンキングはかなり上級者と言えるのだと思います。

 

2つの言葉は、ともに本質に迫るための魔法の言葉です。

疑問を持つ癖、自分と他人は元々違うのだという考え方が、このような言葉を発するための基本になります。

 

ロジカルシンキングのトレーニング方法

 

ロジカルシンキングの鍛え方は、国語力を鍛えることだと考えています。

 

  • 言い換える力(抽象的⇔具体的)
  • 比べる力(客観的な評価力)
  • たどる力(因果関係などで言葉をつなげる力)

 

さらに、ものごとをシンプルに客観的の捉えるためのトレーニング方法として、TOC(制約の理論)のシンキング・プロセスを活用します。

TOC(制約の理論)の問題解決フレームワークでは、対立解消図(クラウド)を使って、組織問題や世の中の問題を図式化します。

 

  • 世の中で起こっている問題は、人間の行動が起こしている。(行動)
  • 人間の行動を決めるのが、組織の評価基準である。(評価基準)
  • 評価基準を決めるのは、組織のトップ方針である。(方針)

そして、方針に対する異なる2つの評価基準に対する行動が、相反する対立構造に陥るときに問題が発生するという考え方です。

これを下図のような5つの箱に言葉を入れることで、問題構造を表現します。

 

 

世の中で起こっていること、例えば新聞記事や雑誌の記事などを取り上げて、そこから読み取る問題構造を図式化していくトレーニングによって、

言い換える力、比べる力、たどる力、そしてシンプルに客観的に考える力を養うことが出来ます。

 

問題の構造化、クラウド(対立解消図)について簡単な説明記事があります。

開発組織における問題の構造化

 

ロジカルシンキングのトレーニング方法を半日のセミナーで解説しています。

セミナータイトル: 論理思考力強化セミナー(オンライン)

概要:

1.論理思考力(ロジカルシンキング)概論

2.TOC(制約の理論)の概要

3.問題を客観的に捉えるクラウド(対立解消図)

4.問題の連鎖(因果関係)の理解

 

講師: 賀門宏一(フューチャーシップ代表)

 

 

結論

さて、ロジカルシンキングを鍛えて、上司だけでなく誰もが認める「出来る人」に変わっていきましょう!!

ロジカルシンキングを鍛えて

  • 分析力
  • コミュニケーション力
  • 問題解決能力
  • ファシリテーション力

を向上させて、組織の生産性を大幅に改善することで成果を挙げ、能力のアピールも出来ますよ。

 

Good Luck!!

 

 

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