研修コース例 ~技術戦略書の作成研修

 

 

自社の経営基盤となるコア技術は何か?

コア技術を核にした収益向上の戦略は立てていますか?

次世代リーダーに戦略思考を身に付けさせ、同時に自社の技術戦略を立て、文書としてしっかり残していく研修です。

 

 

技術戦略書の作成研修のご案内

研修の目的

「戦略」というバズワードの本当の意味を組織的に理解していますか?

間違った戦略が経営を危ういものにしています。戦略を正しく理解し、戦略思考を身に付けるのがこの研修の一つ目の目的です。

さらに研修の狙いは、次世代リーダーとして経営基盤である自社のコア技術をベースにして、どのように会社を発展させていくかということを自分の頭で考えて、実行可能なプランに仕立てることで経営マインドを育てることが出来ます。

技術戦略は、自社、他社、市場を正確に分析することが重要なのですが、一方で形骸化しやすかったり、結論ありきの戦略に成りがちという落とし穴もあります。

思い込みを排除し、客観的で正確な分析から正しい戦略を実際に導いていただきます。

受講対象者

技術開発のキーマンであり、次世代を担うリーダー候補者。

進行の都合から、2つの技術グループ(ないしは製品グループ)によって、2つの技術戦略を並行して進めるのがお勧めです。(複数グループで刺激しあうのが大事です。2つ以上については応相談です。)

この研修で学べること

この研修を通して学べることは以下のようなことになります。

  • 戦略論と戦略思考
  • 良い戦略と悪い戦略の違い
  • 正しい3C、SWOT分析
  • コア技術戦略の立て方
  • 技術戦略書のまとめ方

 

研修内容

研修は、1回あたり4時間で6回を予定。

技術戦略の書き方講義は第1日、第2日のみで、あとは実際に持ち帰りで作業いただき、毎回レビュー、修正していくやり方です。

最終回には上層部も参加いただき、メンバーのまとめた技術戦略書のレビューをしていただきます。

第1日 技術戦略書の書き方

  1. 戦略の基本構造、良い戦略と悪い戦略
  2. 技術戦略書の目的と概要
  3. 正しい分析(3C、SWOT)
  4. 技術戦略書のまとめ方と勘所
  5. 実習:時代の流れを読む3C分析

※ 3C分析を次回までの課題

第2日 戦略とポジショニング

  1. 3C分析のレビュー
  2. 解説:戦略とポジショニング
  3. 自社の技術戦略の見直し(現存してもしなくても)
  4. 演習:戦略立案のための計画立案

※ ここから先は戦略書の策定に進みます。

第3日 戦略レビュー(1)

  1. 戦略書のレビュー その1
  2. 次回までのアクションアイテム

第4日 戦略レビュー(2)

  1. 戦略書のレビュー その2
  2. 次回までのアクションアイテム
  3. 復習:戦略書のまとめ方

第5日 戦略レビュー(3)

  1. 戦略書のレビュー その3
  2. 次回までのアクションアイテム

※ 最終レビュー

第6日 技術戦略書研修のまとめ

  1. 技術戦略書の発表
  2. 意見交換
  3. 解説:経営戦略との連携
  4. 今後の進め方

 

※ 上記研修内容は一例を示したもので、各企業や受講者の状況によりアレンジは可能です。

 

 

講師紹介

フューチャーシップ(株)代表

   賀 門 宏 一

 

 

 

 

投稿者プロフィール

賀門 宏一製品開発革新のプロパートナー
フューチャーシップ(株) 代表取締役
技術者のキャリアアップ請負人。日米複数の製造業で製品開発現場30年以上の経験、エンジニア育成の経験をもとに、エンジニアの活性化を通して日本企業の再生を目指し奔走中。
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